実際には、どういったものなんでしょうか?
記事の内容
藤井聡太棋士が、モンテッソーリ教育を受けていたことで有名になったみたいですね。
私はモンテッソーリを受けたことはないので、確実なことは言えないのですが、本を読んでわかったことを紹介していきたいと思います。
モンテッソーリ教育で育った人達
- Googleの創業者であるラリー・ペイジとセルゲイ・ブリン
- Amazonの創業者であるベゾス
- Facebookの創業者であるザッカーバーグ
- クリントン大統領夫妻
- オバマ大統領
- ジョージ・クルーニー
- ピーター・ドラッカー
- Progateの創業者である加藤將倫
モンテッソーリ教育を受けた子どもたちに共通する特徴
モンテッソーリ教育を受けた子どもたちに共通する特徴です。
- 多様性を受け入れる
- 柔軟な発想ができる
- 問題解決能力が育っている
- 穏やかで優しい
その結果として、子供たちは、以下のような特徴を持つようになるそうです。
ここがポイント
- 自分の得意分野を突き詰めている
- 枠にとらわれない柔軟な発想力と実行力
- 驚くほどの粘り強さ
モンテッソーリ教育の3つの基本
子供の自主性を最大限にサポートする
- 助けが必要なとき、しっかりと関わる
- 教育を受け入れるかどうかは子ども側に決める権利がある
親がよかれと思って教えたことでも、子どもが「つまらない」と思えば何も吸収されずに終わってしまう - 「教育」しようという発想を脇に置いておいて、子どもを観察して、その気持ちによりそうところから始めてみる
- 子どもの興味が、ある時期でほかの子と大きく違っていたからと言って、特別に矯正をしない
- 子どもが何かに集中しているときには極力邪魔をしない
藤井聡太くんは、寝る時間以外は、ほとんどリビングで過ごし、パソコンやスマートフォンで対局する毎日だったそうです
本人もスゴイですが、それを見守っている親も大物ですね - 子どもが興味を持っていることを一緒に探求する
生き方の基礎となる体験を提供する
- 失敗を経験するまで待つ
- その失敗をどう解決したらいいかを親や先生と一緒に考える
- 我々の生活でよく使う、手を使った動作を習慣づけよう
敏感期にもとづいた関わりをする
- 6歳ぐらいまでは、あらゆる5感が発達する時期です
この時に芸術的センス、運動能力、言語能力、色彩感覚、音感といったものに触れるほど、それらに対する能力が伸びるそうです。
モンテッソーリ教育用のおもちゃがある
モンテッソーリ教育は、様々な道具を使って行われるようです。
これに関しては、私は触ったことがないので、詳しくはわかりません。
まとめ
私が理解した「モンテッソーリ教育」とは、子どもを観察して、子どもに寄り添った上で、子どもの長所を伸ばす教育です。
日本の軍隊式の教育とは全く違いますね。
この教育を受けた子供たちから、有名な人達が輩出される理由がよくわかります。
話は少し変わりますが、今、日本のGDPに対する教育費の比率は約3.6%で、世界ランク102位だそうです。
GDPベースで世界3位の国でありながら、教育費の比率ランキングは102位。
それにも関わらず、これだけの国力を維持しているというのは、流石、日本とも言えるのかもしれませんが、将来的には他の国に追い越されていきそうです。
将来の国力を考えれば、教育費にもっと投資をして、モンテッソーリ教育の普及に努めるのも面白いのかもしれません。
モンテッソーリ教育に関心を持たれた方は、是非、これらの本を読んでみて下さい。
Good luck!