記事の内容
Rubyは日本発の言語で、Web業界では最も人気のある言語の一つです。
この記事では、その理由と、Rubyが使われているサイトを紹介していきたいと思います。
Rubyが人気の理由
綺麗な書き方
Rubyは、より英語の文法っぽい書き方ができます。
専門的な用語で言えば、オブジェクト指向っぽく書くことができます。
そのため、人が読みやすい綺麗なコードを書くことができます。
また、Rubyは「書いていて楽しい言語」とも言われています!
日本語のドキュメントが多い
Rubyは日本人のMatzという方が作成しました。
そのため、日本語のドキュメントや、情報がとても多く、英語が苦手な人には習得しやすい言語かもしれません。
Ruby on Railsが存在する
RubyにはRuby on Railsというキラーアプリが存在します。
Ruby on Railsは、Webアプリケーションを素早く簡単に作成するためのフレームワークです。
Railsは、既に10年近くも使われており、未だに開発も続けられています。
PHPのフレームワークの場合、3年、5年で新しいものに変わってしまうことも多いので、それに比べるとRailsはいかに人気があるのかがわかります。
Rubyでできること
Webアプリケーションの開発
一般的なWebサービスを作成することができます。
次の段落に、より詳しくRubyが使われているサイト一覧を紹介しました。
API
決められたリクエストに対して、決められたレスポンスを送信することができます。
一般的には、Web APIと呼ばれています。
Web APIは、主にiOSアプリやAndroidアプリを作成する時に使われます。
クローリング・スクレイピング
自動でWeb上にある情報を収集する時に使う技術です。
ログの収集
ログの収集に使われるFluentdというソフトウェアは、Rubyでできています。
ゲーム
Rubyで、ゲームを作ることもできます。
Linuxコマンドの操作
インフラの自動化などに使われるChefというソフトウェアは、Rubyでできています。
Rubyが使われているサイト
下記に示すように、多くのサイトでRubyが使われています。
- ココナラ
- STORES.jp
- Snapmart
- IQON
- グノシー
- 食べログ
- イエウール
- SNAP by IQON
- クックパッド
- note
- Wantedly
- MedPeer
- ニュースパス
- HiNative
- Progate
- トレタ
- Gyazo
- Coincheck
- スペースマーケット
- Schoo
今では使われていませんが、Twitterも昔はRuby on Railsで作られていました。
しかし、Twitterほどの大規模サービスになると、Railsでの運用は難しいみたいです。
Rubyの求人情報
Rubyの案件は、2019年2月現在では、レバテックフリーランスだけでも114件と豊富にあります。
また、単価に関しても、高いものがゴロゴロしています。
まとめ
この記事では、Rubyの特徴を紹介しました。
初心者が最初に学ぶには、Rubyは最も適している言語の一つです。
Rubyが衰退するという話をたまに聞くこともありますが、全く気にする必要はありません。
そういえば、PHPも2007年ぐらいからオワコンと言われていましたが、2019年になっても、かなり使われていますね(笑)
Good luck for your engineer life!