絶対に避けるべきですか?
それとも、一時的に働くことはアリでしょうか?
記事の内容
最近、日本ではブラック企業が社会問題になっています。
せっかく育った大人が、壊れてしまう可能性があるのですから、当然です。
でも、そもそも、ブラック企業とは、なんでしょうか?
ブラックと呼ばれる仕事でも、全てを一括りに考えるべきではありません。
漫画家、松屋のワンオペ、プログラマー、大企業のサラリーマンなどについて考えてみたいと思います。
はじめに
ブラック企業という言葉がありますが、全てを一括りにはできないと思っています。
なぜならば、労働者が本当に自分の意思で、ブラックな環境を選ぶことがあるからです。
例えば、手塚治虫は医大を卒業した後に、医者というホワイトな仕事を捨てて、長時間労働でブラックな職業である漫画家を目指しました。
そうして、修行が終わって独立したあとは、漫画家として大成功を収めました。
そのように、(洗脳とかなしに)本人が望んで働いて、ブラック企業で働いたことに対するリターンを得られる可能性があるならば、ブラック企業で働くことはアリだと思います。
でも、松屋のワンオペのような、ただ辛いだけで何も積み重ならない仕事は、ただのブラック企業です。
それらの職業について、勤務年数、収入、苦労などをグラフにして見ていきたいと思います。
漫画家
このグラフは、漫画家が平々凡々に10年間、働いた時のグラフです。
苦労は下がっていきますが、年収も頭打ちです。
このグラフは、漫画家が大成功した場合のグラフです。
苦労は下がっていき、年収はどこまでも上がっていきます。
松屋のワンオペ
松屋のワンオペの場合だと、仕事はずっと辛いままですし、年収もほとんど上がっていきません。
こういうのは、本当にただのブラック企業だと、私は考えています。
プログラマー
プログラマーだと、最初の頃は仕事が辛いし、年収も安いです。
しかし、次第に仕事は楽になり、年収も上がっていきます。
最初の数年間をブラックと感じる人も少なくありませんが、次第にホワイトになっていきます。
大企業のサラリーマン
大企業の場合だと、最初から最後まで大した苦労はしませんし、給料は年功序列であがっていきます。
これが続けば人生は楽です。
ただし、一度、そこから外れると、楽をしていた分、苦労をすることになります。
まとめ
グラフを見れば理解してもらえたと思いますが、ブラック企業には2種類あります。
自分次第でリターンが貰える可能性のあるブラックと、ただのブラックです。
これは松屋のワンオペだけではなく、ベンチャー企業などで働く時も同様の考え方ができます。
ストック・オプションで大幅なリターンが貰えるならば、多少は安い給料で辛い仕事だとしても頑張る価値があります。
でも、何も将来のリターンがないならば、安い給料で辛い仕事をする意味は全くありません。
ブラック企業だと言われるような辛い職場で働く時は、「自分が何を得られる可能性があるのか?」ということを強く意識して考えるべきです。
就職するとしても、人事に様々なことを聞いておいて、納得した上で就職するようにしましょう。
Good luck!