フリーダイビングの適正ウエイトは、「何mぐらいの深さでフリーフォールを始めるのか」という事と関係してきます。
この記事では、適正ウエイトの調べ方を紹介していきたいと思います。
本記事の内容
- フリーフォールとは?
- 浮力チェック(buoyancy check)
- まとめ
フリーフォールとは?
フリーフォールとは、海中で何もしないと、自然に沈んでいく現象のことを指します。
人間には浮力があるので、通常は浮きます。
でも、深く潜ると浮力が少なくなるので、自然に海中に沈んでいきます。
具体的な数字で、もう少し詳細に説明します。
0mから10mぐらいの地点だと、上下の水圧差が強く、浮力も強いため、人間は自然に浮きます。
潜り始めの時に、頻繁に耳抜きをする事と同じ理由です。
でも、10mを越えてくると、上下の水圧差が弱くなってきて、次第に浮力も弱まってきます。
そうして、自然に沈んでいくのがフリーフォールです。
浮力チェック(buoyancy check)
適正ウエイトを知るためには、浮力チェックを行いましょう。
1kgか2kgの重りをつけて、水深12mぐらいのところで、静止して下さい。
潜ってすぐだと、身体にモメンタムがついているので、12mについてから少しだけ待って下さい。
水深12mの地点で、上にも下にもいかない状態ならば、そこで均衡しているということです。
ちょうど良いウエイトです。
もし、身体が上に浮いていくなら、浮力が強いのだと思います。
もう少し重りをつけましょう。
もし、身体が下に沈んでいくなら、重りが重いのでしょう。
もう少し重りを軽くしましょう。
まとめ
この記事では、フリーフォールと浮力チェックについて説明しました。
上記のやり方に沿えばい、きっと適正ウエイトがわかるはずです。
ちなみに、ドルフィンスイムの場合だと、あまり深くは潜らないので、浮力チェックは4mぐらいのところで行いましょう。