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あのフィリピン人が仕事中に休憩を取らずに、仕事中にピザを食べていました。
それを見た私はビックリしました!
日本人だったら、「俺の若い頃は、そんなことは当たり前やったわ」と言う人も少なくないはずです。
でも、フィリピンでは、そんなことをやる人は見たことがありません。
「今はお昼休憩だから、待ってて」と言われること当たり前です。
あのフィリピン人が、そこまで勤勉に働くセブ島のオスロブで体験できるジンベイザメツアーは、どれぐらいの稼ぎがあるのでしょうか?
この記事では、オスロブのジンベイザメツアーの様子と収益について説明していきたいと思います。
朝、7時のオスロブの様子
朝の7時で、すでに人で溢れていました。
ここから3時間待ちで、海に入れたのは10時頃でした。
ジンベイザメが来るのは、朝の11時までなのでギリギリです。
全部で15匹ほどいるそうですが、同じ時間帯に来るのは7、8匹ぐらいだそうです。
オスロブへの行き方はこちらにも書きましたが、セブを朝の4時ぐらいに出発する必要があるかもしれません。
海に入れたのは10時ぐらい
小さいボートで、岸から100mぐらいのところまで行きます。
水深は7mぐらいでした。
ジンベイザメを近くで、ゆっくりと見ることができます
こちらが水中からジンベイザメを見た動画
水深が7mなので、素潜りが得意な人は下から見ることもできます。
こちらは水面からジンベイザメを見た動画です。
餌を食べながら、ゆっくりと泳いでくれるので見やすいです。
野生のジンベイザメは、本来、もっと早く泳ぎます。
オスロブの入場料と収益
オスロブの入場料は、1,500ペソです。
物価の差を考慮せずに、単純に日本円に換算すると3,000円ぐらいです。
一つの船に8人ぐらい乗っていて、それが15隻ぐらい沖に出ています。
1回のツアーで30分、沖に出ています。
そうすると、8人×15隻の120人が30分間、沖に出ている計算になります。
1時間だと240人です。
収益は、240人×1,500ペソで、1時間あたり360,000ペソです。
オスロブの営業時間は、6時から11時なので、約5時間のみの稼働です。
一日の売上は、36万ペソ×5時間で、180万ペソ、日本円にして360万ぐらいになります。
一月の売上は、360万×30日で1億円ぐらいになります。
実際に、現場で働いている人達が500人ぐらいだとすると、一人辺りの月収は20万円になります。
年商だと12億円です。
日本のちょっとしたベンチャーより、全然、稼いでいますね。
ちなみに、経費ですが、変動費はジンベイザメのエサ代だけで、10万円ぐらい?
ボートは手漕ぎの手作りボートなので、どんなに高くても100万ペソ以下だと思います。
そして売上は1億円/月ですが、日本での1億円とフィリピンでの1億円では価値が違います。
なぜならば、物価が異なるからです。
フィリピンでの最低日給は800円です。
日本の最低日給は5,600円ぐらいなので、7倍、価値に開きがあります。
また、フィリピンでの大卒の初任給は3万円ぐらいです。
日本の大卒だと、20万円ほどなので、大体、7倍差と計算しても良さそうです。
そうすると、売上は1億円/月ですが、フィリピンの価値に換算すると7億円相当にのぼるお金をオスロブに住む人達で分けていることになります。
フィリピンの田舎での月収20万円は、日本だと月収140万以上の価値になる計算です。
これだけ稼げるなら、仕事中にピザを食べるのもわかります!
オスロブには、オスロブ御殿と呼ばれる豪邸が多くあるそうです。
時間がある方は、そちらも見に行ってみて下さい(笑)
ちなみに、観光バスや周辺の宿なども含めた経済効果まで考えると、その収益はさらに大きなものになります。
ジンベイザメの餌付けは、ビッグビジネスですね!
ちなみに、ある記事によると観光収入は、年間で1億8千万円ペソだそうです。
日本円にして3億6千万円ペソです。
ただし、ここで定義しているincomeが「売上」なのか「純利益」なのか、区別がつきません。
そのため、参考程度に見た方がいいと思います。