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コンパイラの学習をする人に、おすすめの本を紹介します。
コンパイラ
コンパイラ ―作りながら学ぶ
コンパイラの名著、待望の改訂!
1995年に発行し、以来コンピュータサイエンスにかかわる方々に長く活用されてきた『新コンピュータサイエンス講座 コンパイラ』の改訂版です。
コンパイラを通してソフトウェアのしくみとアルゴリズムを考えるのに役立つよう、例を用いて具体的に記述しています。
図表やプログラムを多用し、わかりやすくまとめました。
コンパイラ(第2版)
『情報工学入門選書 コンパイラ』を見直し、新たに第2版として発行するものです。
プログラミングの基礎知識のある人を対象とし、「コンパイラを構成するアルゴリズムの理解」「コンパイラ作成支援(yacc、lex)ツールの理解」「コンパイラを自分で作成できる」を主たる目的としています。
付録には、コンパイラの作成演習と実例を示しています。
ふつうのコンパイラをつくろう 言語処理系をつくりながら学ぶコンパイルと実行環境の仕組み
コンパイラを中心としたプログラミング言語の実行環境(コンパイラ、アセンブラ、リンカ、ハードウェア、そして実行時環境)のすべてを、言語処理系をつくりながら学ぶ本。
コンパイルと実行環境の仕組みを理解できる。
明快入門 コンパイラ・インタプリタ開発 C処理系を作りながら学ぶ
本書は仕様を限定したC言語のプログラムの処理系(コンパイラ/インタープリタ)をC言語で作り上げていく。
コンパイラ技術を楽しみながら学習していこう。
LLVM
きつねさんでもわかるLLVM ~コンパイラを自作するためのガイドブック~
コミケ同人誌から出世した、日本初のLLVM解説書!
達人出版会で発売中の電子書籍を完全紙書籍化しました!
今、プログラマー界隈で熱いLLVM。そのフロントエンドからミドルエンド・バックエンドまで、丁寧に解説しています!
Learn LLVM 17: A beginner's guide to learning LLVM compiler tools and core libraries with C++
英語版です。
この本の特徴です。
- LLVMライブラリの効果的な使い方をステップバイステップで習得できます。
- LLVMコンパイラのハイレベルな設計を理解し、同じ原則を自分のコンパイラに適用することができます。
- C++プロジェクトのコード品質を向上させるためのコンパイラベースのツールの使用
LLVM Techniques, Tips, and Best Practices Clang and Middle-End Libraries: Design powerful and reliable compilers using the latest libraries and tools from LLVM
英語版です。
この本の特徴です。
- LLVMのミドルエンドとバックエンドであるClangを実用的な方法で探求します。
- LLVMのスキルを向上させ、様々な一般的なユースケースを把握することができます。
- 様々なコーディング例を通して、実際のLLVM開発に携わることができる
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