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エンジニアにとってベンチャーと大企業のどちらがいいのか?

更新日:

エンジニアにとって、働く環境はベンチャー企業と大企業のどちらがいいのでしょうか?

記事の内容


こういった疑問にお応えします。
大企業かベンチャーかというのは、数十年前からあるテーマで、正解はありません。
私の場合は、両方とも働いたことがありますが、いまだに優劣はつきません。
それでも、どちらに行こうか迷っている人の参考になるような回答をしたいと思います。

大企業の特徴

若い人で、大企業に勤めたいという人がいますが、大企業の特徴とは何でしょうか?
一般的には、このような感じだと思います。

  • 安定している?
  • あまりリストラされない?
  • 給料は高い?
  • 大きな仕事を手掛けることができる?

これは、Web系の大企業にも、そのまま当てはまるのでしょうか?

安定している?

ITの大手企業は、確かに安定しています。
有給なども取りやすいし、各種の制度も整っているように思えます。
ただ本当に安定しているというよりは、ベンチャー企業の倒産リスクは高すぎるので、それに比べればマシという感じです。
ライブドアのような場合もありますし、一時期は隆盛を誇っていたグリーも今では低迷しています。
また、Sierの業績は右肩下がりです。
アメリカの場合だと、Yahooはベライゾン社に買収されました。

回答

かっこ()安定している、という感覚が正しいように思います。

あまりリストラされない?

これはその通りだと思います。
大手の企業では、なかなかリストラはされません。
ただし、今はエンジニアが売り手市場なので、リストラされないことに意味があるとは思えません。

ちなみに、なかなかリストラはされませんが、mixiは追い出し部屋を作っていたという話がありましたし、グリーは200名以上をリストラしました。
Sierだと、2018には富士通やNECがリストラを発表しました。
このように、リストラされる可能性は十分にあります。

回答

終身雇用の時代は終わったので、リストラされることは普通にあります。

給料は高い?

これは会社によります。
大手のY社は給料が安くて有名でした。
今では上がっているのかもしれませんが、大手だからといって、給料が高いとは限りません。

回答

会社によります。

大きな仕事を手掛けることができる?

イメージ的には、大きな仕事を手掛けられると思いますが、実際の所はそうとも限りません。
なぜならば、以下のようなケースがあるからです。

  • 大きいシステムを外注する。
  • 大きいシステムを外部から買ってくる。
  • 大きいシステムには、大人数で取り掛かるので、一人あたりの仕事は少ない。
  • 既存の大きいシステムが存在していて、その保守の仕事しかない。

また、Sier、例えばNTTデータや富士通などに入社できたとしても、仕事先は子会社や関係会社という場合があります。
その場合に、あなたの仕事は、関係会社のエンジニアに、仕事を依頼するだけのマネージメントだけということもあります。
ただ、運がよくて、実力もあれば、やり甲斐のあるシステムを手掛けることができるはずです。

回答

実力と運次第です。

次にベンチャーの特徴を見ていきましょう。

ベンチャーの特徴

  • 仕事の裁量が大きくキャリアを積むことができる?
  • 勤務時間が長い?
  • 経営陣との距離が近い?
  • 意外と給料が高い?
  • ストレスが溜まりやすい?

仕事の裁量が大きくキャリアを積むことができる?

ベンチャーの場合は、仕事の裁量が大きいことが一般的です。
見方を変えれば、様々なことを一人でやらなければいけません。
大手ならば、サーバーサイドのプログラミングだけでよくても、ベンチャーの場合は、サーバーサイドからフロント、そしてデザインもやらなければいけないことがあります。
それをどう思うかで、大手向きかベンチャー向きかがわかります。
激務でもいいけど、一人で全てを実装できることに喜びを感じるならば、あなたはベンチャー向きです。
また、「私がサーバーからデザインまで、一人でやります。」と発言した場合に、大手企業だと周りから嫌われる可能性があります。
なぜならば、仕事を独占する人だと思われるからです。
でも、ベンチャーだと、人材のリソースが足りていないので感謝される可能性の方が高いはずです。

将来的に独立を目指している方ならば、ベンチャー企業であらゆる経験を積むことは、将来のための良い勉強になるはずです。

回答

様々なキャリアや経験を積むことができますし、大きな責任を持つこともできます。

勤務時間が長い?

ベンチャー企業は、勤務時間の長い会社が多いように思います。
勿論、企業ごとによって差はあります。
ただ、社員が若く体力があり、著しい成長を遂げている最中だったりすると、自然と勤務時間の長くなるようです。

回答

勤務時間の長い会社が多い。
ただし、全ての会社がそうだとは限らないので、面接で確認して下さい。

経営陣との距離が近い?

ベンチャー企業だと、経営陣とコミュニケーションを図る機会は圧倒的に多いと思います。
大手企業だと社長とランチや飲みにいく機会は、なかなかないと思いますが、ベンチャーだとそういったことは日常茶飯事です。
経営陣と距離が近いと、意図をくみやすいし、仕事にも張りが出てきます。
「何でこの仕事をしないといけないの?」という時にも、経営陣に質問をした上で、気持ちよく仕事をすることができます。
ただ、ベンチャーの場合に、経営陣と仲がよくなりすぎて、ただのやりがい搾取になる場合もあるので、距離感には十分に気をつけましょう。

回答

経営陣との距離は近いので勉強になることも多いけど、やり甲斐の搾取には気を付けよう

意外と給料が高い?

最近は、ベンチャーでも、それなりの給料を出してくれます。
人手不足万歳ですね(笑)
ただ、その分、倒産リスクは高いので、いつでも他社にいけるような実力を養っておく必要があります。

回答

会社にもよりますが、人手不足なので給料を出す会社も増えてきています。

ストレスが溜まりやすい?

ベンチャー企業は少人数が多く、似たような性格の人達が集まっています。
そのためか、そこで働く人達は、オンとオフの切り替えが少なく、勤務中でもプライベートな時間のように過ごす人達が多いです。
同僚と性格が合えば、ストレスなく、楽しく働くことができるはずです。
でも、性格が合わない場合だと、辛いだけで、ストレスは溜まる一方かと思います。
その場合は、転職した方が良さそうです。

回答

性格が合えば、ストレスフリーで楽しく働けると思います。
ポイントは、プライベートでも同僚と楽しく過ごせるかどうか。

どちらが、あなたに向いているのか?

誰しもが安定した生活を望みます。
ポイントは、安定をどのように定義するのかではないでしょうか?
安定とは、「資金的に体力のある企業に属すること」と定義するならば、大企業に行くべきです。
「どの企業でも働ける実力を身につけること」と定義するならば、ベンチャーの方が向いている気がします。
ただ、これはあくまでも一般論なので、自分が入社する会社の人達とはよく話して、社風を調べた上で入社しましょう。

Good luck for your engineer life!

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