エンジニアの性格は悪いといった話を聞くと不安になりますけど、そうなんでしょうか?
また、エンジニアとして働くための適正ってありますか?
記事の内容
エンジニアの性格が悪いということはありませんから、安心して下さい。
この記事では、エンジニアの特徴とエンジニアに向いている人の性格を説明していきたいと思います。
コミュニケーションが苦手
エンジニアの性格は悪くはないのですが、コミュニケーションを苦手とする人達が一定数います。
大学が理系出身だと周りが男ばかりなので、女性と話す機会が少なかった人達も多いはずです。
そのため、男性同士ならいざしらず、女性と話す時には、特にコミュニケーションができない人も多くいます。
そこは、できるだけ察してあげましょう。
そのためかはわかりませんが、セクハラは少なく、ITの部署では滅多にそういった話を聞きません。
ただし、実力主義なのでパワハラはあります。
また、コミュニケーション下手な人達が多いため、自分から聞き出さないと、十分な情報を引き出せないかもしれません。
会社やプロジェクト自体がプラックな場合は、みんなが納期に追われているので、人間関係がギスギスしていることもあります。
ただし、そういった周りからの圧力がない場合は、ノンビリとした性格のよい人達が多い気がします。
勤勉です
エンジニアは勤勉な人が多いです。
常に勉強することを求められているので、週末や長期休暇に勉強していることも普通です。
普通の人に比べたら、英語力も高い人が多いかもしれません。
また、インターネットの世界には、常に新しい技術が生まれています。
それらを使おうと、新しい技術を積極的に取り入れる姿勢を持つ人が多いです。
チャレンジ精神が豊富なのかもしれません。
細かいと思われがち
エンジニアは開発が始まった時から、いきなり詳細な内容まで考えがちです。
そのため、エンジニア以外の人からすると、非常に細かい人と思われるかもしれません。
「今は、そういった細かいことは気にしないで!」って思うこともあるかもしれません(笑)
ただ、それはプログラムの実装時に必要となってくるので、聞いているはずです。
最終的に、いい成果物を出してもらうためにも、協力的に答えてあげましょう。
こだわりが強いほど、最終的な成果物は、良いものができるはずです。
ダブルスタンダードが嫌い
ちょっと、面白い「ツイッター上でのやりとり」を見たので、下記に紹介します。
「ろん」さんの発言は、建前上は、発言してはいけない内容です。
なぜならば、「shyouhei」さんが発言しているように、「男女を逆」にした場合にアウトな発言だからです。
例えば男性が、「女性は化粧したら2割ましだよ」「女性はヒールを履くと可愛く見える」などと発言しようものならポリコレに引っかかります。
そのため、男性にもそういったことを言ったら駄目というのは真っ当な意見ですし、建前上はそうなっています。
でも、最後に勝又さんが言っているのが日本社会での本音です。
すなわち、「男なんだから、それぐらい大目に見たらいいじゃん」という意見です。
この意見の是非はともかくとして、「建前」「ダブルスタンダード」を許せないのがエンジニアの特徴かもしれません。
なぜならば、プログラミングを書く時には「建前」も「ダブルスタンダード」もないからです(笑)
え?え?待って?
エンジニアの人って会社行くのにスーツ着ないの???????
んじゃ会社の帰りデートするのスーツじゃないの?????
スーツの2割増効果使わずに私服で勝負するの???????
え?????まじ??????????
まさか改札でTシャツ姿で待ってるなんてことないよね???
こういうこと言い出す輩がいるから「ヒール履くのが苦痛です」みたいなのも真に受けてもらえないわけじゃん。貴殿らがヒール強制されるのとスーツがネクタイ強制されるのと完全に等価でしょ。そういう要求をしてはならないですよ。 https://t.co/4vVPV8S2qP
— 7594591200220899443 (@shyouhei) January 27, 2020
こちらのツイートにマジレスしたり過剰反応しているエンジニア男子がたくさんいるのが嘆かわしい。
ライフスタイルそのものじゃなくて、自分達のそれ系の属性を揶揄されたりネタにされた時に笑って受け流せない「男としての余裕のなさ」が馬鹿にされてるんだよということに気が付いて頂きたいですな😅 https://t.co/dXBXEHDsuE
— 勝又健太@雑食系エンジニア (@poly_soft) January 27, 2020
エンジニアに向いている性格
最後に、エンジニアに向いている性格についても説明します。
もしかすると、これが一番、読者が知りたいことかもしれません。
エンジニアに向いている人は、「Noとハッキリと言える人」な気がしています。
もちろん、何でもかんでも「No」と言っていたら仕事になりません。
でも、常に「Yes」と言っていると、現場は次第に崩壊していきます。
残業を常にしていたら、新しい技術を勉強する時間はつくれません。
経営者に対して、「エンジニアは勉強する必要があるので、あまり残業をしたくありません」と言う必要があるかもしれません。
また、「新しい技術を使いたいので、少し工数が伸びるかもしれません」と説明する必要も時にはあります。
無理にゴリ押しをするのではなくて、「自分はAがしたいです。理由はBだからです」と理由を添えて説明することが何よりも大事です。
つまり、Noと言いつつも対話を始めることで、以下のようなことを会社でやれるようになります。
これが大事!
- 「今の技術にNo」と言った上で、新しい技術を取り入れる
- 「無理な納期にNo」と言った上で、自分と現場の疲弊をさける
- 「家だけでの勉強時間にNo」と言った上で、会社での勉強時間を確保する
ということで、エンジニアを長く続けるための適正は、自分の方向性をコントロールしつつも、それを他人とも協議できることではないかと思います。
最後になりますが、エンジニアに向いている性格を知ることも大事ですが、自分自身の性格を知ることも大事です。
自分の性格が気になる方は、ストレングスファインダーをやってみるといいかもしれませんね。
転職を考えている人へ
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