きみのお金は何のため
私がこの本を書こうと思ったキッカケは、日本人があまにりもお金に関する知識や関心を持っていないからです。
世間には、お金に関するいい加減な話が沢山、出回っています。
例えば、「国の借金は国民の財産」「国債はいくら発行しても大丈夫」「ビットコインは信用できない」といった類の話です。
また最近は円安のせいで、日本人は多くの財産を失っています。
日本人は世界でも優秀な民族の一つなのに、なぜお金に関する知識は低いのでしょうか?
理由は、お金については政府が愚民化政策を行っていて、義務教育で何も教えないからです。
お金に関しては、知識を持っていなければ確実に誰かの鴨ネギにされます。
そういった問題を少しでも減らせればと思い、この本を執筆することにしました。
DIE WITH ZEROを日本人風に考えてみました
私がこの本を書こうと思ったキッカケは、3つあります。
1つ目の理由は、DIE WITH ZEROという本を読んだからです。
その本には、人生とお金の使い方が書かれており、「死ぬ時には財産が無い状態で死のう」という内容が書かれています。
現代の日本人の半分以上は、死ぬ時に1600万円を残すので、日本人には是非とも知って欲しい概念です。
ただし、一部の内容がアメリカ社会の常識を元に書かれていたので、それについては残念に感じました。
富裕層になれるチャンスが日本に比べて圧倒的に多いアメリカと、税金が高くて給料が安い日本とでは、単純に比較することはできません。
ですから、その残念に感じた点について、私なりに日本社会にアレンジした形で書きたいと思いました。
日本の金持ち父さん貧乏父さん 人生を豊かにするための究極のお金のルール
「金持ち父さん貧乏父さん」という本の題名を聞いたことがある人は、多いのではないでしょうか?
お金持ちになるための素晴らしい本だと言う人もいれば、ネットワークビジネスの勧誘に使われるだけの本だと言う人もいます。
私は本の使われ方はともかくとして、内容は素晴らしいもので、FIREという概念の先駆けとなったと考えています。
ただし、あの本はアメリカ人が20年以上前に書いたものなので、今の日本社会とは合わない点も多くあります。
ですから、あの本の内容を簡単におさらいした上で、今の日本社会に合わせた内容にして、お金持ちになるための方法を紹介していきたいと思います。
2045年までに、あなたは預貯金の9割を失います
10倍のインフレを想定して書いた本です。
日本で本格的なインフレが始まる前の話ですが、本当にこのような世界になりつつあるので、我ながら驚いています。
2045年より早く、日本人は預貯金を失うことになるかもしれません。
2040年、月収15万円時代の衝撃
2040年には、日本人の給料はどうなっているのでしょうか?
気になる人は是非、読んでみて下さい。
ちなみに月収15万円とありますが、これはインフレは考慮していない数字です。
書いた当時の「月収15万円相当」だと考えて下さい。
人の何倍も速くFIREをする方法
読者を選ぶ本ですが、条件に合う人には素晴らしい本になるはずです。
早めにFIREを目指したい人に必見の本です。