記事の内容
世の中の多くの人が、好きな仕事をしていません。
「生活のため、お金のためだから仕方がない」と諦めています。
でも、本当にそれでいいのでしょうか?
アメリカの大富豪であるウォーレン・バフェットは、このように述べています。
「履歴書に箔を付けるために職に就くなんて セックスを老後のために取っておくようなものだ」
この記事では、「あなたが好きな仕事」を見つける方法について説明していきたいと思います。
あなたは、今の仕事が好きですか?
全世界で「仕事が好き」という人は珍しいかもしれません。
デロイト・コンサルティングの調査によると、全世界の8割の人が、好きな仕事をしていないという結果が出たそうです。
さらに言うと、日本人は他国に比べて、会社を嫌いな人が多いようです。
日本産業社会の「神話」という本に、以下のような記述が書かれています。
古い調査なので、今はどうなっているかわかりませんが、転職や副業が一般的になっている昨今の風潮を鑑みるに、さらに会社を嫌いな人が増えているように思います。
「あなたの友人がこの会社であなたのような仕事を希望したら、あなたは勧めますか」という質問に対する回答で、日米に大きな差があります。
米国では63.4%が、友人に勧めると答えました。
日本はわずか18.5%だけが、友人に勧めると答えたそうです。
その調査について、もう少し詳しく知りたい人は、この本を読んで下さい。
かく言う私も、営業の仕事をしている時は、仕事が嫌で嫌で仕方がありませんでした。
朝の7時に出社して、帰宅は23時頃という生活が普通でした。
自分が何で今の仕事をしているかわからず、悶々とした毎日を送っており、半ば鬱のようになっていた気がします。
では、「仕事が嫌い」という状態から、どうやって、「仕事が好き」という状態に持っていけるのでしょうか?
自分自身の専門家になろう
まず最初にやるべきことは、自分自身をよく知り、理解するということです。
求めているものが何なのかわからなければ、それを見つけることはできません。
勿論、誰かがあなたの変わりに、それを見つけてくれることもありません。
まずは、自分固有の強みを見つけましょう。
例えお金を貰えなかったとしても、やりたいと思える仕事が何かを考えてみましょう。
その際に、ストレングスファインダーというツールを参考にしてみると、あなたの助けになるかもしれません。
ストレングスファインダーとは、「才能診断ツール」で、自分の才能(強みの元)を導き出してくれます。
自分が決断する基準を考えよう
自分が決断するための基準を考えましょう。
これを決めることができるのは自分だけで、他人がどうこう言うものではありません。
例えば、以下の中から、自分が大事にすることの優先順位を考えてみましょう。
そうして、一度、基準を決めたら、何かを選択する時にはそれを参考にしましょう。
そうすれば、自分が間違った選択をすることは無くなります。
あなたは何が大事ですか?
- 恋人や家族
- 自分の居場所と仲間
- 健康
- 自分が欲しいお金
- 社会的な成功
- 住む場所
ちなみに、私の場合は、以下のような優先順位で考えています。
若い頃に興味を持っていた「社会的な成功」は、今では最下位です。
1年ぐらい前に、都内の生活を選ぶか、東南アジアでの生活を選ぶか迷っていた時期がありました。
社会的な成功を目指すならば、都内のメガベンチャーで働くべきです。
でも、自分の中で「社会的な成功」には、それほど興味がなかったので、東南アジアでの生活を選ぶことにしました。
ちなみに、「お金が欲しい」という人は多いと思いますが、いくら欲しいのかも決めておくようにしましょう。
そうでないと、「ただただ、お金をもっと欲しい」と考えるモンスターのような人間になってしまいます。
私の優先順位
- 自分の居場所と仲間
- 恋人や家族
- 健康
- 住む場所
- 自分が欲しいお金
- 社会的な成功
自分の経験の記録をつけよう
私達は、毎日、何らかの経験を重ねています。
それによって、自分の好き嫌いや得手不得手がわかっているはずです。
それらの経験を積極的に活かすようにしましょう。
そうしないと、何度も同じような失敗を繰り返してしまうことになります。
例えば、以下のようなことを考えて、次の行動に活かすようにすべきです。
そうすれば、次第に自分の行動指針がわかるようになるはずです。
行動を記録しよう!
- 上手くいった時は、何で上手くいったのか?
- 失敗した時は、何で失敗したのか?
- 何をもっとやりたいと思ったか?
- 何をやりたくないと思ったか?
- 何に対して感動をしたのか?
- 何に対してガッカリしたのか?
自分の情熱と近い人達と付き合おう
最後に、自分と同じような考え方を持つ仲間と一緒に過ごすようにしましょう。
よく言われる言葉で、「人はいつも周りにいる、5人の平均のような人間なるものだ」というものがあります。
これが多くの人に当てはまるとするならば、「自分の情熱と近い人」「自分が目指す人」「自分が成りたいと思う人」と付き合うべきです。
そうすれば、自ずと、自分の理想となる人に近付いているはずです。
まとめ
この記事では、「あなたが好きな仕事」を見つける方法について、順番に説明しました。
自分自身をよく知り、行動指針を決めて、経験を記録すれば、それがあなたの人生におけるコンパスになります。
好きな仕事について迷っている人は、一つ一つ、丁寧にそれらの記録をつけるようにしましょう。
私達は、仕事に使っている時間を決して無駄にするべきではありません。
人生において、仕事に使う時間を考えてみて下さい。
一週間の時間が168時間(24 × 7)で、一日の睡眠時間が7時間だとすると、活動時間は119時間(168 - 49)です。
私達が仕事に使う時間は、通勤時間を入れると一日に10時間ぐらいです。
週休2日の場合、50時間(10 × 5)を仕事に費やしています。
さらに言えば、必ずやる必要がある雑用的な作業を含めると、実質的な活動時間はさらに減ってしまいます。
私達は、活動時間(119時間)のおよそ半分である50時間ぐらいを仕事に費やしています。
その仕事を嫌いということは、人生の半分をドブに捨てているようなものです。
それでは、あまりにも人生が勿体ないのではないでしょうか?
将来の日本では、8割以上の人が、「自分の仕事が好き」と言えるようになるといいですね!
Good luck!
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日本社会に時折、現れる幻想には気をつけよう
目次1 日本は戦争に負けない(崩壊)2 持ち家(半壊)3 終身雇用(半壊)4 年金(半壊)5 国の借金はいくらしても大丈夫(これから崩壊?)6 大学(これから崩壊?)7 まとめ 日本は戦争に負けない(崩壊) 戦前、大東亜戦争(太平洋戦争)で ...
この記事は、この動画を参考にして書きました。