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【Ruby入門】関数(メソッド)の使い方

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記事の内容


この記事では、Rubyの関数の使い方について説明します。
関数はメソッドとも呼ばれています。

メソッドとは何か?

メソッドとは、ある特定の処理をまとめたものです。
ソースコードの中に同じような処理があれば、関数を使ってそれらを一つにします。
そうして、一度でも関数を定義してしまえば、関数を呼び出すことで、何度も同じ処理を簡単に実行することができます。
メソッドは、「def」「end」という2つのキーワードを使って宣言します。

また、メソッドには引数と呼ばれる値を渡すこともできます。
メソッドの中では、渡された引数を自由に使うことができます。
引数を関数に渡すことで、より拡張性のあるコードを書けるようになります。

メソッドを使うメリット

では、実際に関数を使うメリットを紹介します。
putsで表示する場合だと、「こんにちは、さん」というコードが3回、書かれています。
それを関数にまとめると、「こんにちは、さん」というコードは1回しか書かれていません。
これが、DRY原則と呼ばれるもので、「繰り返し同じコードを書くな」という意味です。
ちなみに、DRYは、「Don't Repeat Yourself」の略です。

このように関数にまとめておくと、重複するコードを省けますし、コードの変更もしやすくなります。
例えば、「こんにちは」を「こんばんは」に変更してみます。
関数ナシでputsを書いている場合は3ヶ所を変更する必要がありますが、関数の場合だと、1ヶ所を変更するだけで済みます。

case文をメソッドにしてみよう

case文は、コードが長くなりがちです。
そのような長いコードをメソッドにしておくとスッキリと、コードを書くことができます。

また、関数は、結果を取得することもできます。
関数が返す値を戻り値と呼びます。
rubyでは、returnを書かなくても、必ず最後の値が戻り値になることも覚えておきましょう。
rubyでは、returnを書かない方が粋なコードっぽくなります。

デフォルト引数を使ってみよう

関数を定義する時に「引数名=デフォルト値」とすることで、引数のデフォルト値を設定できます。
デフォルト値を設定しておくと、関数の呼び出し時に引数の指定を省略することができます。

メソッドの引数にHashを渡そう

rubyでは、メソッドの引数に、あまり多くの値を渡しません。
その代わりに、Hashを渡します。
rubyでは、引数が4個も5個もあるような関数を定義することは止めましょう!

まとめ

この記事では、関数の説明やノウハウを説明しました。
コードを綺麗に書くためにも、メソッドは理解しておきたいですね。

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