記事の内容
この記事では、Pythonにおけるタプルについて説明していきたいと思います。
なお、このコードはPythonの3系で書かれています。
タプルとは?
タプルとは、データ構造の一つでリストと同じように複数の値を持つことができます。
主な特徴は、以下の通りです。
- () で定義する
- 使用メモリがリストに比べて小さい(効率がよい)
- 多くの場合でリストよりタプルの方が早く演算できる
- リストや辞書型と併用できる
- list() と tuple() 関数でデータ型は変更できる
- イミュータブル(変更ができない)
実際に、これらの特徴を見ていきたいと思います。
タプルの作成方法
タプルの追加方法
タプルはイミュータブルなので一度作ると変更ができません。
でも別のタプルを作って連結をすることで、要素の追加のような振る舞いにすることはできます。
タプルの削除方法
タプルは変更ができないので要素を削除する事もできません。
しかし、スライスという機能を使って、部分的に取り出したタプルを作ることはできます。
タプルの変更方法
タプルを変更しようとすると、エラーが出ます。
タプルの使い方
タプルの中の値は、「in」を使って確認します。
「for」を使って、順番にタプルの値を取り出すことができます。
まとめ
この記事では、タプルの使い方を紹介しました。
データ型に変更がない場合や、要素の順番が変わらない場合は、タプルを使うようにしましょう。
Good luck for your engineer life!