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学生から社会人になる時の大きな構造的な変化

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記事の内容


日本では、学生から社会人になる時に大きな構造的な変化が起きますが、それについてはあまり詳しく説明されていません。
ただ、実はそのせいで多くの若者が苦しんでいます。
「昔に比べて増加しているADHD」や「大学生が卒業後に奨学金で苦しむ話」は、この構造的な問題のせいだと私は考えています。
この記事では、その問題について説明していきたいと思います。

学生時代の成績と評価

学生時代の評価軸は単純です。
基本的には学業の成績が高い人が評価されて、それ以外の人は社会的には評価されません。
学生同士では、「可愛い」「カッコいい」「おもしろい」「ケンカが強い」といったことが評価されるかもしれませんが、それは社会的な評価とは別の話です。
例外としては、スポーツで飛び抜けて優れた人が評価されるぐらいでしょうか?
それを図にすると、このようになります。

ちなみに、よい成績で低い評価の人達はいません。
わかりやすい世界ですね^^

社会人のスキルと給与(成績と評価)

次に社会人のスキルと給与、そして職種について見ていきたいと思います。
高いスキルを持った人達が高い給与を貰っていることもあれば、公務員のように低いスキルでも高い給与を貰っている人達もいます。
高スキルなのに低賃金の人達、そして非正規雇用の人達がいます。

学生時代と大きく異なる点は、以下の2点です。

  • 高スキルにも関わらず低賃金(低評価)の人達がいます。
  • 低スキルにも関わらず高賃金(高評価)の人達がいます。

これらの人達は、どこから移動してきたんでしょうか?

学生から社会人への変化で起きていること

赤の領域は、どうやって埋まったのでしょうか?
その答えは簡単で、緑や青の領域から人が移動してきたからです。

それぞれの移動について、下記でもう少し詳しく説明していきたいと思います。

移動1

この移動は、大学を卒業後に公務員や大企業の営業などに就職するケースです。
一度、資格を取れば安泰の薬剤師なども入れています。
黄色の領域の主な特徴は、入る時は試験や一定の資格が必要とされても、入ってしまえば大したスキルは必要とされないという点です。

移動2

この移動は、例えば大学を卒業後に就職が上手くいかなかったというケースが当てはまります。
高い能力を持っているはずなのに、あまり評価はされていないので、賃金は安いままです。
この移動は、以下のような大きな問題を抱えがちです。

ここが問題!

  • 給与が安いので、奨学金を返済することができない
  • 評価(給与)が低いために、昔は高かった自己肯定感が次第に低くなって鬱秒になったり、自分をADHDだと思うようになる

移動3

この移動は、人手が足りないからということで、少し難しい仕事をふられたケースです。
これも問題になります。
なぜならば、本人の能力を超えた仕事がふられているために、仕事を十分にこなすことができないからです。
それは本人の自信喪失につながり、ひいては鬱病や自分をADHDだと思うようになります。

ここが問題!

  • 本人にとっては難しい仕事がふられることで、自信喪失につながる
  • 自信喪失になることで、鬱や自分をADHDだと思うようになる

移動4

この移動は、学業は苦手な人達が実社会に出て成功したケースです。

大したスキルはないんだけど、経営側になったら上手くいったという人です。
経営とは、必ずしも高スキルが要求されるわけではありません。
経営においては、スキルよりも大事なことがあるということですね^^

また、学校の成績が全てではないということでもあります。

解決方法

「移動2」と「移動3」が大きな問題をはらんでいる事がわかってもらえたはずです。

日本には、高スキルなのに低い給与で働く人達が多くいるということです。
では、どうしたらこの問題を解決できるでしょうか?
その解決方法は3つあります。

緑の領域で働く人を増やす

専門的な人材と仕事を増やせば、この領域で働く人達は増えます。
ただし、それはアメリカや中国との競争でもあり、生半可な覚悟で達成できることではありません。
日本が、より効率的な資本主義になることが求められます。

黄の領域で働く人を増やす

公務員や規制を強めれば、この領域で働く人達は増えます。
でも、その行く先はソ連の崩壊です。。。
今から減ることはあっても、増えることはない領域です。

ただ、起業家のような「スキルはないけど成功している」みたいな人が増えるのは大歓迎ですね。
起業家を増やす方法は、よくわかりませんが。

青の領域で働く人を増やす

青の領域で働く人を増やすというのも一つの手ではあります。
「分相応を目指す」と言うべきでしょうか?

これはこれでいいと思いますが、問題もあります。
なぜならば、国が積極的に、低賃金で働く移民を受け入れているからです。
このような状況では、青の領域で働く日本人は、ますます肩身が狭い思いをするはずです。

東南アジアの国だとどうなの?

比較として、タイやフィリピンといった東南アジアについても考えてみたいと思います。

東南アジアの国々では、赤の領域は存在していません。
なぜならば、ちょっとしたスキルがあれば、それだけで外資系企業から重宝されるからです。
「ちょっと英語ができる」「ちょっとITができる」ということだけでも、十分に評価されます。
また介護士や家政婦などでも、外資系企業や外国人の家庭で働けば十分に高い給与を貰えます。
そして、そういった能力がない人達は、低賃金の仕事を粛々とこなしています。

こういった社会構造だからこそ、東南アジアでは、ADHDや鬱病といった単語をあまり聞かないのだと思います。

まとめ

この記事では、学生から社会人になる時の大きな構造的な変化について紹介しました。
赤い領域に移動する人達が大きな問題であることを理解してもらえたと思います。
日本からその領域で働く人達が減ってくれるといいですね^^

Good luck!

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