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因果応報の意味

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みなさんは、因果応報という言葉を一度は聞いたことがあるはずです。
きっと子供の頃に「悪いことをしたら、自分に悪いことが返ってくるから、止めなさい」とか注意された事があるのではないでしょうか?

私は子供の頃に因果応報の話を聞いて、「そんな馬鹿な事があるはずもない」と思ったし、しばらくは信じていませんでした。
でも、いつの頃か忘れましたが、大人になってから因果応報を信じるようになりました。
因果応報とは、素晴らしい教えだし、多くの人に知って欲しいです。
私がそう思う理由を、この記事で説明します。

ただし、若い頃には因果応報は理解しづらいと思います。
その理由は2つあります。

  • 人間関係が固定されていることが多い
  • 子供は他人から施される存在だから

この状態では、本人がどんな行動をしたとしても、自分の運命は変わりづらいです。
人間関係が固定されていると、嫌な人がいても逃げることは難しいし、反対に自分が嫌な人でも、相手が逃げることはできません。
また、自分が何か悪いことをしても、周りの大人たちが自分をカバーしてくれます。
これでは、因果応報が起こるはずもありません

でも、大学生・社会人になると人生が変わって、人間関係は流動的になります。
誰もが嫌な人とは付き合わなくなります。
つまり自分が悪い行いをすれば、素晴らしい人は離れていきます。
そして、自分の周りに残るのは、悪い人達だけになります。
いずれは、その悪い人達は自分に害を及ぼすことでしょう。
これが因果応報の仕組みです。
善行をしていれば、少なからず、その逆の現象が起きることは間違いありません。

また30歳ぐらいになると、人間は誰からも助けて貰えなくなります。
大人になると、「施しを受ける側」から「施しを与える側」に変わります。
ということは、誰も自分の行動をフォローしてくれなくなり、自分の行動がダイレクトに周りに反映されることになります。

30歳ぐらいで、人生が悪い方向に向かうケースはよく見られます。
それは、30歳ぐらいで因果応報のメカニズムが正確に働き始めるからです。
ですから「なんか最近、上手くいってない」と感じる人は、自分の行動を見直すことから始めてみましょう。
何か、自分に至らない点があるかもしれません。

最後に、因果応報の仕組みを理解しておくメリットについても説明します。

一つ目は何か問題があった時に、他責にならない点です。
まずは、「自分に何か問題がなかっただろうか?」という、自分主体の考え方をします。
この考え方は、人から好かれやすいです。

二つ目は他人を恨まなくなります。
普通に生きていれば、嫌なことはいくらでもあります。
私なんかは、フィリピンで生活しているせいもあって、嫌なことは日常茶飯事です(笑)
でも、そんな時にも、決して相手を強く憎むことはありません。
ただただ、その人との付き合いを止めて、嫌な事を忘れるだけです。
私は「嫌な人の周りに残る人は、嫌な人だけ」ということを理解しています。
ということは、私に嫌なことをした人は、いずれは嫌な目にあうことは確実です。
そう確信してからは、私自身は穏やか気持ちで、毎日を送れるようになりました。

「天網恢恢疎にして漏らさず」という諺がありますが、昔の人も感覚的に理解していたのだと思います。

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