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ミーニング・ノートの作り方【書評】

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記事の内容


この記事では、ミーニング・ノートという本について説明したいと思います。
ミーニング・ノートとは、私の解釈ではスティーブ・ジョブズさんの発言で有名な「connect the dots」を意図的に起こしやすくするための方法論です。
自分の過去と今を繋げて、それを未来に紡いでいく方法と言い換えてもいいかもしれません。
「connect the dots」を自分でも作れると想像したら、ワクワクしてきませんか?
この記事では、その作成の仕方の概要を説明していきます。

connect the dotsって何?

connect the dots(点を繋げる)について知らない人もいると思うので、まずはそれから説明したいと思います。
「connect the dots」とは、スティーブ・ジョブズがスピーチの中で使った表現で、過去の点と現代の点が繋がっていくという話です。

ジョブスは、大学生の頃にアルファベットの習字を学びました。
いかに、「字を綺麗に書くか」という学問です。
ジョブスが20歳前後の頃には、「綺麗なアルファベットは美しい」ぐらいにしか思っていなくて、習字が仕事で役立つとは全く思っていなかったそうです。
ところが、ジョブスが30歳ぐらいになってMacを作っていた時に、その「字を綺麗に書く」という知識が大いに役立ちました。
その知識がなければ、PCに表示されているアルファベットは、非常に退屈な文字になっていただろうとジョブスは述べています。

このように、過去の経験が(偶然に見えるように)繋がっていく現象を、ジョブスは「connect the dots」と表現しました。
そして、ジョブスはこうも言っています。
「点と点を繋げるためには、根性、運命、宿命、何でもいいから自分を信じろ!」

でも、この動画を見た多くの人は関心はするものの、実際に「点と点を繋げる方法」がわからずに、それっきりになってしまいます。。。
それもそのはずで、「何でもいいから、自分を信じろ!」と言われて、それを実行できる人はあまりいません。
そこで、実際に「点と点を繋げる方法」を説明しているのが、ミーニング・ノートです。

ミーニング・ノートの作り方

ミーニング・ノートの概要

ミーニング・ノートとは以下の画像のように、一日に3つのチャンスを書いていき、それを1週間ごとにまとめます。
その中で、チャンスごとの繋がりや気付きを記述していきます。

ウィークリーページ

ウィークリーページは、毎日のチャンスを書くページです。
一日に、3つのチャンスを記述していきます。
そして、週末にまとめを作成します。
これを「戦略ページ」と呼んでいます。
「戦略ページ」については、後ほど説明します。

マンスリーページ

マンスリーページは、毎月のチャンスを書くページです。
ウィークリーページの中から、最もよかったチャンスを3つ選んで記述していきます。
そして、年末にまとめを作成します。

ミーニング・ノートは気付きを与える

これを読んだ時に、「私には、一日に3つもチャンスがあるかな?」と疑問に感じる人が大半だと思います。
私もそう感じました(笑)
でも、安心して下さい。
ミーニング・ノートで定義している「チャンス」は、一般のチャンスの定義とは異なり、幅広い出来事をチャンスとして定義しています。
そのため、自分が思っている以上に「チャンス」を発見することができます。
また、別の日に似たようなことを書いていたとしても、「一度、書いたから、もう書かない」とは考えずに何度でも書きましょう。
なぜならば、自分の決意の強さを確かめることができるからです。

また、私達は普段、自分達が思っている以上に物事を観ていません。
「例えば、今日見た赤色の物体を教えて下さい」と言われると、答えられないことがほとんどです。
でも、朝、家を出る前に、「赤色の物体を意識する」と決めておくと、「多くの赤色」を発見することができます。
チャンスもこれと同様です。
予め、「チャンスを見つけよう!」と考えておくと、自分が想像している以上に、多くのチャンスを見つけることができます。

6つの入口と3種類のチャンス

チャンスへの入り口は6つあります。
そして、6つのどれかに当てはまったことを、チャンスとして記述していきます。

6つの入口

  • 目で見たもの
  • 耳で聞いたもの
  • 舌で味わったもの
  • 鼻で嗅いだもの
  • 身体で感じたこと(睡眠や健康状態など)
  • 思考や感情で浮かんだもの(いいアイディアなど)

キラキラ・チャンス

「キラキラ・チャンス」とは、いわゆる一般的なチャンスと同じです。
「嬉しい」「Happy」「友人や恋人に共有したい」と思える出来事です。
例を挙げてみます。

キラキラ・チャンス

  1. 素晴らしい会社に入社できた!
  2. セレブが集まるパーティに誘われた!
  3. やりたかったプロジェクトのリーダーに抜擢された!
  4. 好きな人とデートに行ける!
  5. 抽選に当たった!

わらしべ・チャンス

「わらしべ・チャンス」とは、些細な出来事ですが、ひょっとしたら、将来、素晴らしいことに繋がるかもしれないチャンスです。
自分の心の中の、ちょっとした動きに注目します。
「なんか、いいかも?」「ちょっと、気になる」「面白いな〜」という感情に従って、素直に書きましょう。

わらしべ・チャンス

  1. 大学時代の同級生と久しぶりに会う約束をした。
  2. 美味しいカレーを作ることができた。
  3. ブログを「面白い視点だね!」と褒められた。
  4. Twitterで、多くの反響があった。
  5. 人口減少社会について、気になるニュースを見つけた。
  6. アートのイベントに誘われた。

スパイシー・チャンス

スパイシー・チャンスとは、一般的にはチャンスとは呼ばないものです(笑)
どちらかと言えば、イライラする内容です。
これが「チャンス」になる理由は、「スパイシー・チャンス」は人生を大逆転させる大きなパワーを秘めているからです。

思えば、私が過去に経験した「飛び込み営業」という仕事は、「スパイシー・チャンス」だったのかもしれません。
その時の体験が嫌で嫌で、クリエイティブで手に職が身につくエンジニアを目指し始めました。

スパイシー・チャンス

  1. 体調を崩して入院することになった。。。
  2. 彼女と別れてしまった。。。
  3. 親と喧嘩をしてしまった。。。
  4. 10kgも太ってしまった。。。
  5. 誰もやりたがらない、成長できない仕事を押し付けられた。。。
  6. 転職しようとしたが、お祈りされてしまった。。。
  7. 仕事でミスをしてしまった。。。
  8. みんなの前で馬鹿にされた。。。
  9. 仕事ができないと評判の部下が、自分の下についた。。。

チャンスを意味づけしていく

チャンスを書き出したら、次にチャンスを意味づけしていく必要があります。
「チャンスの意味づけ」とは、チャンスにどのような価値や可能性があるかを書いていくことです。
そして、さらに「願い」が浮かんだら、それも同時に書いていきます。
意味づけは5つに分類することができます。

5つの分類

  • 気づき
  • 学び
  • 決めたこと
  • 良かったこと
  • 予感

気づき

気づきとは、チャンスに対して自分が気付いたことです。
下記は、ほんの一例です。

  • 取引先の接待に出席した。
    仕事だけでなく、プライベートでの共通点が見つかると、グッと距離が近くなって、信頼関係を築けるって気づいた。
  • Instagramでセンスがいい人を発見した。
    私が「センスいいな」と思う写真は、パキッとした大胆な色使いをしていることが多いな。
    好みがわかった!

学び

学びとは、何かから自分が新しく学べたことです。

  • 投資会社の安田さんが「ロマンとそろばん、両方大事」と言っていた。
    たしかにビジネスはその両方のバランスを考えないといけない。
  • 『世界のエリートはなぜ美意識を鍛えるのか』を読んだ。
    これからの時代は、アートの感性や、右脳を高めてクリエィティブに生きる人が求められているのだそう。
  • ジムのトレーナーに、年をとると重力で、内臓まで下がってきてしまうのだと教えてもらった。内臓を引き上げるためにも筋肉は大事。
  • もとこちゃんの作ってくれたお味噌汁が絶品だった。
    きのこを乾燥させて入れると、だしが出て美味しくなるらしい。

決めたこと

  • 憧れのH社の社長のプレゼンを聞いた。
    過去の失敗談を話したり、自分らしさをさらけだす姿に勇気をもらった。私も自分らしさを出せる人になろう!
  • 優子が「絶対にできるから、夢を諦めちゃダメだよ!」と励ましてくれた。
    絶対に叶えるまで頑張ると決めた!
  • 英語の聞きとりができるようになってきた。
    秋から英会話スクールに通って集中的に勉強しよう!

良かったこと

  • 英語の聞きとりができるようになってきた。
    秋から英会話スクールに通って集中的に勉強しよう!
  • 前職の上司だった篠原さんが、メッセージをくれて飲みに誘ってくれた。
    気にかけてもらえるのは幸せだなぁ。
  • 弟が大きな仕事がうまくいったらしい。
    頼もしくなって、嬉しい限り!

予感

  • イベントで名刺交換した高田さんが面白そうだった。
    あの人だったら、連絡したら仲良くなれるかもしれない。
  • 全く興味がないアーティストのライブに誘われた。
    新しい世界を見るチャンスかも?

スパイシー・チャンスの意味づけ

スパイシー・チャンスは、ちょっとわかりづらいと思うので、別枠で説明します。
基本的には「失敗した内容」→「学び・改善」という流れです。

気づき

  • 営業活動を頑張ったけど、受注できなかった。
    「プレゼンがわかりづらい」と言われたので、次回以降はわかりやすいものを作成しよう。
  • 喫煙場所に長くいると、体調が悪くなる。
    喫煙場所からは、できるだけ離れるようにする。
  • ラーメン屋で、店長が部下に大声で怒鳴っていた。
    見ていて気分が悪くなって、飯が不味くなった。
    反面教師にしよう。

学び

  • 安いカバンを買ったら、すぐに壊れた。
    安かろう悪かろうとは、よくいったものだ。
    次回は高いものを買う。

決めたこと

  • 喧嘩をして、ついつい言いすぎてしまった。
    頭に血が上った時は、一晩、寝てから話すようにしよう。
  • 転職の面接に落ちてしまった。
    必ず、いい仕事を見つけて活躍する!
  • 健康診断の結果がよくなかった。
    明日から砂糖を控えることにする!

良かったこと

  • ミスをして怒られてしまったけど、同僚の斎藤さんが助けてくれたのは嬉しかった。
  • 友人が入院した。
    心配だったけど、久しぶりに駆けつけた友人達に会えたのは嬉しかった。

戦略ページの書き方

一週間分を書き終えたら、一週間分のチャンスを見返して、3つのテーマについて、「気づき」とそれらに対する戦略を立てます。
ただし、無理に何らかの「気づき」を見つける必要はなく、自分がやれる範囲で大丈夫です。

3つのテーマ

  • 自分自身について
  • 縁について
  • チャンスのつながりについて

自分自身について

自分自身について、何か気付いたことがないか考えましょう。
最初の内は、以下のような質問を自分にしてみましょう。

質問リスト

  1. 身体や心のコンディションについて、気がついたことはありますか?
  2. 自分の性格や思考のクセについて、わかったことはありますか?
  3. 強みや得意なことは見つかりましたか?
  4. 自分の興味は、どこに向いていますか?
  5. 自分の進みたい道は見つかりましたか?

それに対して、何かできることがないか考えてみましょう。
例えば、胃の調子が悪いとしたら、「食事をよく噛む」「夜遅くに食事をしない」といった戦略を立てることができます。

縁について

ノートを書いていると、「縁がある人」がよく見えてくるはずです。
「その人ともっと仲良くなりたい」と思うならば、どういうアプローチが考えられるか考えてみましょう。

チャンスのつながりについて

チャンスが繋がった場合、なぜ繋がったのか考えた上で、さらに繋げることができないか考えてみましょう。

成功した理由は?

  1. 何か、いつもと違う行動をした?
  2. どんな気持ちで、そのチャンスに対応した?
  3. 誰かから、何らかの助けがあった?

そして、「成功パターン」が見つかった場合は、他のことにも適用できるか考えてみることで、「成功パターン」の拡大をすることができるかもしれません。

オススメのノート

最後に、「ミーニング・ノート」を始める際にオススメのノートを紹介します。

モレスキン

ハードカバーの表紙が重厚で、ゴムを表紙で閉じることもできます。
高級感があるのノートです。

スタロジー365

方眼ノートですが、罫線が限りなく薄く邪魔にならない所がいいですね。

トラベラーズノート

横幅が少し狭いので、字が小さい人向けです。

マルマン

リングノートが気にならない人に向けた本です。
安価なのがいいですね。

私が選んだもの

私はトラベラーズノートで、合計で3冊と付属品を購入しました。

  • (本皮+白紙のノート)のセット
  • (2020年前半と後半)がセットになっているノート
  • 結束バンド
  • ペンホルダー

理由は、最初から線が引かれているからです。
本には、「チャンスは右ページに書け」と言われているので、逆になってしまいますが、毎回、線を引くのは面倒なのでこれを選びました。
ウィークリーページは、「青いノート」に書いて、マンスリーページやその他は、本皮に付属している白紙のノートに記述するつもりです。

革のカバーの表側

前半のノート

真ん中にある白紙のノート

後半のノート

革のカバーの裏側

まとめ

この記事では、ミーニング・ノートの概要について説明しました。

ジョブスにとって「習字の勉強」は、学生時代はただの「わらしべチャンス」程度のものだったはずです。
でも、10年後には大きな成功へと変わっていました。
些細なチャンスが将来の大成功に繋がることは、私達に起こっても何ら不思議ではありません。
この記事を最後まで読んでくれた人が、明日からでも「ミーニング・ノート」を始めてくれることを祈っています。

なお、この記事は本の内容をかいつまんで、まとめただけです。
わかりづらい箇所もあると思います。
「私もやってみたい」という人は、本を読んだ上でやってみて下さい^^
こちらが、著者のTwitterアカウントです。

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