記事の内容
シンガポールの国立博物館とマニラのサン・アグスティン教会で見つけた日本の古い地図を紹介します。こうして地図を見ると、当時の諸外国が、どのように日本を捉えていたのか、よくわかります。
シンガポールの国立博物館の地図
1600年代の地図にしては、めっちゃいい加減。
当時はイギリスにとっては、Japanのことなんて、どうでもよかったんでしょうね(笑)
その下にあるformosaは台湾のことですが、台湾の場所と大きさも適当です。
沖縄、台湾などの区別がついてなくて、「その辺りに島が沢山あるよ」ぐらいの情報しかありません。
マニラのサン・アグスティン教会の地図の1つ目
これも確か1600年代。
スペインは、かなり日本のことを調べあげていたことがわかります。
伊豆諸島、佐渡ヶ島、壱岐などについても調査済みです。
でも、COREAがちょっと大きいですね。
宣教師のスパイ能力は大したものです。
ザビエルは、スパイ行為をやりつつ、ちゃっかり日本の教科書にも載ってるんだからビックリです(笑)
マニラのサン・アグスティン教会の地図の2つ目
これは、上の地図よりは、少し後の時代だった気がします。
台湾、沖縄、北海道などが地図に含まれていて、かなり正確になってきていますね。
COREAの大きさも合っています。
気になった方は、是非、現地に行ってみて下さい。
この記事が面白かった人は、こちらの記事も読んでみて下さい。
-
日本と世界の近代史を考えてみよう
目次1 アメリカはどのように建国されたの?2 オーストラリアとNZはどのように建国されたの?3 明治維新って何で起きたの?4 現在、香港が混乱している元々の原因は何?5 台湾は何で親日なの?6 第二次世界大戦前で、日本は悪いことをしたのか? ...
-
日本の歴史を学びたい人におすすめの漫画
目次1 全時代の歴史2 南北朝時代(1300年代)3 戦国時代初期(1400年代)4 戦国時代(1500年代)5 戦国時代末期〜江戸時代(1600年代〜1800年代)6 明治時代(1868年〜1912年)7 第二次世界大戦(1900年〜19 ...