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エンジニアの転職回数は選考に影響しますか?

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一般的には、転職回数は3回までにすべきと聞いたことがあります?
ITエンジニアの場合にもそれは当てはまりますか?

基本的には、ITエンジニアの転職には、転職回数は関係ありません。
むしろ、転職回数がプラスになることもあります。
この記事では、どういった転職が評価されやすく、どういった転職が評価されないのか説明していきます。

本記事の内容

  • 様々な面談例
  • 結局、どういう転職が成功しやすいの?

様々な面談例

面接でまず間違いなく聞かれる質問は、以下の点です。

今までに何をやってきたのか?

今回は、この質問に対して、それぞれの人に応えてもらいましょう。

一つの会社の情報システム部で働き続けていた人

今までに何をやってきたのか?

今までは、大手企業の情報システム部に勤めていました。
社内のネットワークの整備、ファイルサーバーの構築、セキュリティのチェックなどを行っていました。
また、必要なさいには、社員の仕事を便利にするツールも開発していました。

結果の予想

この人の長所は、社内での便利屋さんとしての能力が高いところです。
転職時に、企業の情報システム部に転職しようとした場合には受かりそうです。

でも、開発メインや自社サービスの会社では、特別なスキルを持っていないので、転職は厳しいかもしれません。

一つの会社で、同じシステムに関わり続けていた人

今までに何をやってきたのか?

今まではずっと、「レストランの口ミサービス」を開発していました。

結果の予想

この人の長所は、「レストランの口コミサービス」に強いところです。
同じ業界に転職すれば、受かる可能性はかなり高いはずです。

また、このサービスのどの時期に関わってきたかによって、その人の価値が変わってきます。
ユーザーが増えていた時期に、どのようにシステム面で工夫をしていたのかを説明できれば、価値は高いと言えます。
反対に、ユーザーが増えたあとで、ただシステムの運用・保守をしていただけならば、エンジニアとしての価値はあまり高くありません。

新しい環境を求めて、複数の会社で働き続けていた人

今までに何をやってきたのか?
  • A社では、広告システムを開発していました。
  • B社では、レストランの口コミサービスを開発していました。
  • C社では、IoTの開発をしていました。
  • D社では、ブロックチェーンの開発をしていました。
結果の予想

こういったタイプの場合には、2つのケースが考えられます。
一つは、本当に開発が好きで、常に新しいことに挑戦したい人。
システム開発というものは忙しい時期は限定されていることが多いので、社内に仕事がなくなると転職するのは理にかなっているからです。

もう一つは、人間関係が苦手で、逃げるように転職を繰り返している人です。
この2つの違いは大きいです。

開発が好きな人の場合だと、次の会社でも重宝されるケースが多いです。
ただし、会社への忠誠心は低い人だと思われる可能性はあります。
それに関しては、採用側によって、捉え方は変わってきます。
ただ、今どき採用する側も、エンジニアがずっと同じ会社にいてくれると考えてはいません。
エンジニアが今までに学んできたスキルが確かであれば、採用してくれる会社も多いはずです。

でも、人間関係が苦手で会社から逃げ回っている人の場合だと、転職は次第に厳しくなってくるはずです。
なぜならば、確かなスキルが身に付いていないからです。

一つの会社に勤めていたが、複数の会社に出向していた人

今までに何をやってきたのか?

ずっとA社に勤めていましたが、出向で様々な会社で働いていました。

  • B社では、レストランの口コミサービスを開発していました。
  • C社では、IoTの開発をしていました。
  • D社では、ブロックチェーンの開発をしていました。
結果の予想

これは派遣を手がけている会社では、よくあるパターンです。
色々なところで働いてきた経験があるので、スキルさえ確かならば確実に転職できるはずです。

結局、どういう転職が成功しやすいの?

今まで、見てきた通り、色々なタイプの人達がいます。
細かくわければ、もっと色々なタイプのエンジニアがいるはずです。

そんな中で転職が成功しやすい人は、「自分が今まで何をやってきて、それをどう活かしたいのか」をシッカリと理解している人です。

社内の情報システムを管理していた人が、いきなり開発の現場に入ろうとしても、なかなか上手くはいきません。
なぜならば、扱ってきた技術が異なるからです。

逆に様々な会社を転職して渡り歩いてきた人が、社内の情報システムにいこうとしても、難しいはずです。
なぜならば、技術云々ではなくて、転職回数の多さから、一つの場所に長く居られない人と思われるからです。

そうやって考えていくと、全ての会社に受かるスーパーマンのような人はいません。
でも、より多くの会社から評価されやすい人ならばいます。
それは、多くの会社に勤めて、確かなスキルを身につけてきた人達です。
多くの会社で、ただ勤めてきた人が評価されることはありません。

また、一つの会社で多くの経験をして、確かなスキルを身につけた人も評価されます。
でも、一つの会社で長く働いてきただけの人が評価されることもありません。

そう考えると、転職回数には、ほとんど意味がないことがわかってきます。
一つの会社だろうが、多くの会社だろうが、勤めてきた会社の数に意味はなく、ただただ身につけてきたスキルに価値のあることがわかります。

この記事では、エンジニア特有の事情について説明しました。
それとは別に一般的な常識もあります。
面接の際には、人事の方と話すことも、ままあります。
そういった時のために、こういった転職に対する心構えの本を読んでおくといいかもしれません。

Good luck for your engineer life!

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