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エンジニアがテクノロジーの力で感謝の和を作る

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今回は、テクノロジーの力で社会を幸せにする話をします。
具体的に紹介するのは、Uniposというサービスです。
抽象的にUnipos(ユニポス)を説明すると、お金と感謝を循環させるシステムです。

本記事の内容

  • Uniposとは何か?
  • 日本社会は感謝とお金を循環させない
  • フィリピン社会は感謝とお金を循環させます。
  • 2つの社会の比較と貨幣経済の歴史
  • Uniposを導入することによるメリット
  • Unipos型のシステムを広めたい

Uniposとは何か?

Uniposとは、社員同士でポイントをあげる仕組みです。
具体的な数字は、あくまでも例と思って下さい。

  • 毎週、月曜日に、会社は100ポイントを全社員に配ります。
  • そのポイントは月末に、1ポイントが10円のレートでAmazonポイントに交換できます。
  • 仮に同僚から200ポイントを貰えれば、2,000円の価値になります。

主な特徴は2つあります。
そのポイントは自分で持っていても意味がなく、他人から貰った時に、初めて価値が出ます。
またポイントは、次週に持ち越すことはできません。

例えば、AさんがBさんの仕事を手伝ったとします。
そういった時に、BさんはAさんに、感謝の言葉と共に自分で設定したポイントをあげることができます。
また、感謝の言葉は、以下のように、みんなにシェアされます。

なんとなく、Uniposのイメージが湧いてきたと思います。
Uniposを使うことで、様々なメリットがあります。
ただ、Uniposの本質的なよさを知るためには、社会の貨幣システムを理解した方がいいと思うので、軽く説明していきたいと思います。

日本社会は感謝とお金を循環させない

日本社会のお金を譲渡する流れは、若者が稼いだお金を老人に渡すという形で行われています。

ただ、それはあくまでも間接的に行われています。
若者→政府→老人という流れです。

若者は、まずは税金という形で政府にお金を払います。

それから、政府は老人にお金を配ります。

この流れのメリットは、老人は気兼ねなくお金を貰えるという点です。
デメリットは、若者は搾取されるだけという点です。
若者は感謝の気持ちすら貰えません。
これでは、若者には何のメリットもないので、若者が疲弊していくことは明白です。

フィリピン社会は感謝とお金を循環させます。

次に、フィリピン社会でのお金を譲渡する流れを見ていきます。

フィリピン社会では、家族は三世帯以上で住んでいることが一般的です。
また、政府の年金はあまり当てになりません。
そのため、若者は老人(親族)にたいして、お金を直接、渡します。
そして、老人は若者にお礼を言います。

この流れのメリットは、若者は感謝の気持ちを貰えるという点です。
デメリットは、お金を貰えない老人も出てくるという点です。
親族関係が希薄な人は、必然的にセーフティネットから漏れがちです。

2つの社会の比較と貨幣経済の歴史

社会の比較

日本社会とフィリピン社会を比べた場合に、どちらがよいでしょうか?
私はフィリピン社会の方が好きです。
なぜならば、フィリピン社会ではお金と感謝の気持ちが循環しているからです。

一方で日本社会の場合には、老人にお金が蓄積していくだけです。
そのため、老人はいつまでたっても「自分がお金を貰っている立場の人間」だということに気付きません。
また、「人様に感謝する気持ち」も忘れてしまうため、孤独になりがちです。
お金だけを貰っていれば、人間が幸せになれるのならば、日本社会でもよいのかもしれません。
でも、人間はお金だけでは幸せになれません。
人間関係があってこそ、人間は幸せになれます。
そう考えると、日本は社会の在り方を見直す時期にあるのではないでしょうか?

貨幣経済の歴史

ちなみに、どうして2つの社会の在り方は、このように違うのでしょうか?
それを知るためには、歴史を知る必要があります。

フィリピンのような南国社会では、食料はいつでも調達できます。
そして、食料をあまり長い間は貯蔵できません。
そのため、必然的にいくら食料を調達しても、周りの人に分け与えることになります。
食料は誰が獲得しても、みんなのものということになります。

そこが大事なポイントです。

・食べ物(利益)はいつでも手に入る。
・食料(利益)を保存して手元に置いていても意味がない。

こうして過大な努力には意味がないと悟った南国の人達は、あまり働かないようになります。

一方で、残念ながら、日本は南国のようにはいきません。
四季があるので、食べ物がいつでも手に入るわけではないからです。
その条件のなかで、飢えをしのぐために、貯蓄と貯金の概念が次第に生まれてきます。
そして、織田信長によって、永楽銭が爆発的に拡められました。
永楽銭がない時に比べて、貯金を覚えた日本人は、欲望のままに豊かさを目指しました。
その結果が、今の日本社会の繁栄です。
貨幣経済のお蔭で日本社会が発展したことは間違いありません。
でも、欲望のままにお金を貯金してきた歪みも出てきています。

2つの社会のメリットとデメリット

こうして歴史を見てみると、2つの社会のメリットとデメリットが見えてきます。
フィリピン社会は、自然環境に恵まれていたおかげで、努力をする必要がなく、発展もしませんでした。
ただし、人間関係は良好と言えます。
反対に日本社会は、厳しい自然に対応するために貯蓄と貯金を覚えたおかげで、社会が発展しました。
でもその反動で、自殺者やうつ病の人の数が世界でもトップクラスの国になっています。
この日本社会の問題を解決するために、日本人はフィリピン社会の人間関係から見直うべき点があります。

Uniposを導入することによるメリット

フィリピン社会の人間関係を見習うために作られたシステムが、Uniposだと思っています。
Uniposは、さきほど、フィリピン社会で紹介した2点を満たしています。

・食べ物(利益)はいつでも手に入る。
・食料(利益)を保存して手元に置いていても意味がない。

なんとなく、話が見えてきたでしょうか?
Uniposを使うことによって、会社の中に、フィリピン社会のような、「お金と感謝の循環」が生まれます。

また、それ以外にもUniposは会社で問題となりがちなことを解決してくれます。
例えば、社員は偉くなるほど、他人から感謝されたり褒められる機会が減ってきます。
それは、多くの人達が経験してきたのではないでしょうか?
同様に表彰される機会も少なくなります。
表彰は、下の立場の人を鼓舞するために使われることが多いからです。

でも、上司も人間です。
たまには感謝の気持ちを貰いたい時もあります。
そういった時にUniposがあると、自然に、「感謝の気持ち」と「お金」を貰うことができます。

また、Uniposは同僚との仲直りのキッカケにもなります。
別に仲が悪くなかったとしても、同僚とちょっとした行き違いが起きることは、仕事をしていれば、ままあります。
むしろ、真剣に仕事をしていればこそ、行き違いがおきるのかもしれません。
でも、それを放ってほけば、修復がきかない断絶になることもあります。
そんな時にUniposを使えば関係は修復しやすいはずです。
私は若い頃に、ちょっとした行き違いが断絶になってしまった経験をしたことがあります。
後になって後悔しましたし、おそらく、相手も後悔していた気がします。
そんな時にUniposがあれば、違った結果になっていたかもしれません。

Unipos型のシステムを広めたい

Uniposのようなシステムは、会社だけではなく、他にも応用が利きます。
地方自治体や国が、「他人に与えることで意味のあるポイント」を配ることは非常にいい戦略だと思います。
今の日本はすでに豊かになっていて、例え四季があったとしても飢えに苦しむことはありません。
つまり、過剰に貯蓄と貯金をする必要はないということです。
これからは、日本人が幸せになれるような仕組みをシステム的に構築していくべきです。
そのさいに、Unipos型の給付は、きっと役に立つはずです。

 

 

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