きみのお金は何のため
私がこの本を書こうと思ったキッカケは、日本人があまにりもお金に関する知識や関心を持っていないからです。
世間には、お金に関するいい加減な話が沢山、出回っています。
例えば、「国の借金は国民の財産」「国債はいくら発行しても大丈夫」「ビットコインは信用できない」といった類の話です。
また最近は円安のせいで、日本人は多くの財産を失っています。
日本人は世界でも優秀な民族の一つなのに、なぜお金に関する知識は低いのでしょうか?
理由は、お金については政府が愚民化政策を行っていて、義務教育で何も教えないからです。
お金に関しては、知識を持っていなければ確実に誰かの鴨ネギにされます。
そういった問題を少しでも減らせればと思い、この本を執筆することにしました。
ゼロで死ね
私がこの本を書こうと思ったキッカケは、3つあります。
1つ目の理由は、「半数以上の日本人が死ぬ時に1600万円を残している」という現状を知ったからです。
現代の日本では、半数以上の人がお金を使い切れずに、死ぬ時に1600万円を残して亡くなるそうです。
さらに言えば、老人になってから使い切れないお金をなんとか使おうとして、3泊4日の豪華寝台列車に170万円も払う人が沢山います。
こういった残念なお金の使い方を何とか変えたいなと考えています。
2つ目の理由は、日本人の「生涯子供なし」の割合が、男性で5割に達する可能性があるという日経新聞の記事を読んだからです。
日本は、2人に1人が子供を持たない異常な社会になりつつあるということです。
これについて、何とかしたいという気持ちがあり、「上手なお金の使い方」を紹介しようと思いました。
3つ目の理由は、私個人の家庭事情によるものです。
私の両親は1億円以上のお金を持っているはずですが、その多くを2人の男子に使おうとはしませんでした。
その結果、2人の男子は独身のままで、一族の歴史は終わろうとしています。
このあまりにも愚かで悲しい出来事を経験したことで、同じような家族が少しでも減ることを願い、書こうと決めました。
以上、3点がこの本を書こうと思ったキッカケです。
この本では主に、「時間とお金の使い方」について説明します。
でも、「私の考え方に全て従って欲しい」とは一切、考えていません。
ただ、「こんな考え方もあるんだ」と思っていただければ、それだけで幸いです。
興味を持って頂いた方は、是非、読んでみて下さい。
日本の金持ち父さん貧乏父さん 人生を豊かにするための究極のお金のルール
「金持ち父さん貧乏父さん」という本の題名を聞いたことがある人は、多いのではないでしょうか?
お金持ちになるための素晴らしい本だと言う人もいれば、ネットワークビジネスの勧誘に使われるだけの本だと言う人もいます。
私は本の使われ方はともかくとして、内容は素晴らしいもので、FIREという概念の先駆けとなったと考えています。
ただし、あの本はアメリカ人が20年以上前に書いたものなので、今の日本社会とは合わない点も多くあります。
ですから、あの本の内容を簡単におさらいした上で、今の日本社会に合わせた内容にして、お金持ちになるための方法を紹介していきたいと思います。
2045年までに、あなたは預貯金の9割を失います
10倍のインフレを想定して書いた本です。
日本で本格的なインフレが始まる前の話ですが、本当にこのような世界になりつつあるので、我ながら驚いています。
2045年より早く、日本人は預貯金を失うことになるかもしれません。
2040年、月収15万円時代の衝撃
2040年には、日本人の給料はどうなっているのでしょうか?
気になる人は是非、読んでみて下さい。
ちなみに月収15万円とありますが、これはインフレは考慮していない数字です。
書いた当時の「月収15万円相当」だと考えて下さい。
人の何倍も速くFIREをする方法
読者を選ぶ本ですが、条件に合う人には素晴らしい本になるはずです。
早めにFIREを目指したい人に必見の本です。