記事の内容
IT企業が雇用を創出しないというのは本当です。
見方を変えれば、人件費を削ることで高い利益率を出しています。
この記事では、ザックリとした数字を追いかけてみます。
アメリカの有名なIT企業の時価総額と従業員数
- Apple 時価総額 100兆円 従業員数 123,000
- Amazon 時価総額 90兆円 従業員数 566,000
- Google 時価総額 90兆円 従業員数 85,000
- Microsoft 時価総額 80兆円 従業員数 131,000
- Facebook 時価総額 50兆円 従業員数 20,000
合計するとこのような結果になります。
時価総額 410兆円
従業員数 925,000人
Amazonは非常に従業員数が多いですね。
工場で働く人達が多いのでしょうか?
次に日本を見ていきます。
東証の時価総額と従業員数
東証の1位から10位までを見ていきます。
- トヨタ 時価総額 23兆円 従業員数 370,000
- NTTドコモ 時価総額 11兆円 従業員数 23,000
- NTT 時価総額 10兆円 従業員数 275,000
- ソフトバンク 時価総額 10兆円 従業員数 68,000
- 三菱UFJ 時価総額 9兆円 従業員数 107,000
- KDDI 時価総額 8兆円 従業員数 18,000
- ソニー 時価総額 8兆円 従業員数 128,000
- キーエンス 時価総額 7兆円 従業員数 5,000
- 三井住友FG 時価総額 6兆円 従業員数 62,000
- JT 時価総額 6兆円 従業員数 48,000
合計するとこのような結果になります。
時価総額 98兆円
従業員数 1,104,000人
まとめ
国 | 時価総額 | 従業員数 |
アメリカ(ベスト5の会社) | 410兆円 | 92,5000 |
日本(ベスト10の会社) | 98兆円 | 1,104,000 |
アメリカの時価総額のベスト5と日本のベスト10を比較した結果が上記の票です。
アメリカは時価総額が日本の4倍で、従業員数は10万人も少ないという結果になりました。
Amazonが、工場で働く人達を雇っているので、思った以上に差はついていません。
でも、Appleと日本のベスト10を比較すると興味深い結果になります。
時価総額はおよそ100兆円で一緒なのですが、従業員数に目を向けてみると、アップルは日本企業の1/10の従業員しか雇っていません。
このように、どうもIT企業はあまり雇用を生み出さないようです。
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