エンジニアの採用には、どういったパターンが考えられますか?
本記事の内容
こういった疑問にお応えします。
採用するにあたって、いくつかある採用方法のメリットやデメリットを紹介します。
エンジニアの採用パターン
この記事を読んでいる方は、きっと、エンジニアの採用が難しいと考えているはずです。
まずはエンジニアの採用パターンを考えてみましょう。
いくつかの採用パターン
- 正社員を雇う
- 業務委託を雇う
- システムを外部にアウトソースする
それぞれの特徴をまとめると、こういった感じになるのかと思います。
採用パターン/特徴 | 支払うお金 | 滞在期間 | 解雇の有無 | ロイヤルティ |
正社員を雇う | 安い | 長い | できない | 高い |
業務委託を雇う | 高い | 短い | できる | 低い |
アウトソーシング | 高い | 長い | できる | 普通 |
次に、自分の会社のシステムの特徴を考えてみましょう。
会社のシステムの使われ方
会社のシステムは、変更が頻繁に行われるサービスなのか、それとも、ほとんど変更が行われないサービスなのか、下記の図を見ながら考えてみましょう。
自分の会社で使うシステムの忙しさは、どちらでしょうか?
銀行型のチャートでしょうか?
それともメルカリのような「B to C型」の会社のチャートでしょうか?
銀行型であれば、リリースまでは忙しいものの、リリース後は段々とシステム面でやることは減っていきます。
一方でメルカリ型の場合は、ユーザーから様々な要望があがってくるので、リリース後も極端に暇になることはありません。
上の2つを考慮した上で、採用パターンを決めよう
銀行型のシステムであれば、正社員の採用にこだわる必要はありません。
リリース後に社員があまって、無駄に給料を払うことになるからです。
日本では社員を簡単には解雇できないので、辛いことになるはずです。
最初からアウトソーシングや業務委託を中心に雇うことを考えましょう。
メルカリ型のシステムであれば、正社員の採用を多く進めましょう。
リリース後にもシステムの仕事は多くあります。
素早くシステムの変更に対応してもらうためにも、ロイヤルティが高く、長く会社で働いてくれる正社員がピッタリです。
最後に、「銀行型のシステムだけど、社員を安く雇いたい。
社員を解雇しようと思えば、解雇できるし」って思う経営者もいるかもしれません。
でも、この方法はお勧めしません。これだけSNSが発達した社会だと、会社の悪い噂はすぐに広がります。
次第に会社の雰囲気は悪くなり、良いエンジニアは採用できなくなって、社内に残るのは仕事ができない人だけになります。
このように、自社のシステムの特徴を見た上で採用戦略を進めれば、いい採用計画が作れると思います。
Good luck for your engineer life!
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