記事の内容
この記事では、「風雲児たち」の8巻の紹介をします。
「風雲児たち」とは、関ケ原の戦いから幕末までに出てくる人物達に焦点を当てた漫画です。
その特徴は、一見すると、脇役のような人達についても詳しく説明していることです。
「風雲児たち」を読めば、日本史の背景にどういったストーリーがあったのかを学ぶことができます。
田沼意知の悲劇
浅間山の噴火以来、庶民は生活に困っていました。
そしてその怒りは田沼意知に向けられます。
佐野善左衛門が城中にて、田沼意知に切りつけます。
それを知った庶民は大喜びをします。
多くの歌は田沼意知を嘲笑うものばかりでしたが、一部の歌は江戸城内の政治闘争を皮肉っていたようです。
もし、田沼意知が生きていれば、日本の未来はもっと明るいものになっていたかもしれません。
天明の大飢饉
天明の大飢饉は、東北地方で10万人の死者を出していました。
この時期の地球は、大規模な噴火が多くおきたせいで、ちょっとした氷河期になっていたようです。
- 桜島の噴火(1779年)
- 浅間山の噴火(1783年)
- アイスランドのラキ火山噴火(1783年)
- フィリピンのマヨン山噴火(1814年)
日本では多くの人達が亡くなり、政治は不安定になりました。
フランス革命が1789年に起きたことも、これらが原因です。
江戸時代になる前の蝦夷地の歴史
日本人が、どのようにアイヌ人を征服したかの歴史です。
蝦夷地の調査
赤蝦夷風説考の情報が本当かどうかを確かめるために、田沼意次は蝦夷地に調査団を送ります。
そして民衆を飢餓から救うために、北海道を開墾することを計画します。
三国通覧図説の発刊
三国通覧図説が出来上がりました。
そして、桂川甫周がそれを海外に送ります。
グッジョブですね!
まとめ
この記事では、「風雲児たち」の8巻の紹介をしました。
田沼親子の活躍や、天明の大飢饉などについて書かれていました。
▼ この記事に興味を持った人は、是非、これらの本を読んでみて下さい^^